むくみの原因と解消法

一日中デスクワークや立ち仕事を行なったあと、足がダルイだけにとどまらず、靴がキツく感じたりブーツのファスナーが最後まで上がらなくなる…なんてことはないでしょうか?
 
 

 
指で押して見ると白くなったまま元に戻るのが遅かったり、指で押した跡がくっきり残ってしまったりしませんか?多くの方が足のむくみに悩んでおられます。ひどいと、一晩寝ても足のダルさが取れなかったり、足がむくんだまま放っておくと、そのまま足が太くなってしまうなんていうこともあるのです。早い段階で浮腫み解消したいものです。そもそも浮腫みななぜ起きるのでしょうか。
様々な理由があります。一つずつ見ていきましょう。

 

浮腫みが起きる仕組み

まず、浮腫みが起きる仕組みですが、心臓の働きにより血液全身に送られるわけですが、その時リンパや水分も一緒に運ばれていきます。そして不要となった水分は静脈やリンパ管に戻り、再び体内を循環するのですが、その水分がスムーズに運ばれず、溜まってしまうことで浮腫みが引き起こされるのです。

 

長時間の立ちっぱなしによる浮腫み

浮腫みを引き起こす一つ目の要因として、長時間の立ちっぱなしがあります。立っていれば、血液も水分も当然ながら重力に逆らうのは難しく、下にたまりやすくなってしまいます。

 

筋力の低下による浮腫み

二つ目の要因として、筋力の低下があります。ふくらはぎは第二の心臓です。ふくらはぎの筋肉が収縮することで、筋肉がポンプのような働きをして水分や血液を送り出すわけですが、筋力が衰えることにより、ポンプ機能としての役割も衰え足に水分が溜まりやすくなってしまうのです。血液の循環が悪くなれば、冷え性も引き起こされ、それに伴う浮腫みが生じます。

 

水分や塩分の取り過ぎによる浮腫み

水分や塩分の摂り過ぎも浮腫みを生じさせます。水分を摂りすぎれば当然余分な水分がたまりやすくなりますし、塩分を摂りすぎることによっても、血液中の水分が増えてしまうのです。

 

病気に伴う浮腫み

次に病気に伴う浮腫みの原因についてご紹介します。
 
一つ目は「下肢静脈瘤」です。静脈弁が壊れてしまうことで、静脈にある血液の逆流を防ぐことができず、血液が逆流してしまい血液が足に溜まってしまうのです。肌が黒ずんでいたり、湿疹やかゆみなどが伴う場合は、下肢静脈瘤の可能性があります。

 

二つ目として、肝臓の病気が考えられます肝臓が弱ってしまうと、肝臓で作られるアルブミンというと成分が作られなくなってしまいます。アルブミンは血管内に水分を保持させる役割があるので、アルブミンが生成されないと動脈の水分が血管の外に出やすくなってしまうと同時に、静脈へは水分が戻りにくい状態になってしまい、浮腫みが生じるのです。

 

三つ目として、腎臓の病気があります。腎臓が弱ると、からだの中の余分な水分を尿として排出できなくなり、浮腫みが生じるのです。通常、浮腫みは1週間以上続くことはまずありません。慢性的な浮腫みがそれ以上続くようであれば、専門医に相談して下さい。

 

浮腫みの解消法

病気が原因ではないむくみの場合、自宅でのセルフケアや生活習慣の改善によって浮腫みを解消することができます。次にその解消法についてお伝えします。

 

浮腫みの一つ目の原因として、筋力の低下についてお話ししました。ですから、解消法の一つは筋力を強化してあげることです。でも、運動するにも仕事で疲れているし、時間も気力もない…なんてこともあるでしょう。しかし、ふだんの生活で少し工夫するだけで筋力を強化できるのです。

 

例えば、歩くときにつま先だけで歩いてみたり、階段を昇る時もつま先で昇るように意識して見て下さい。また、普段エレベーターを使うところを階段に変えて見たり、少し時間がある時などは一駅分余分に歩いてみることもできるでしょう。また、歯磨きをしているちょっとした時間を利用して、かかとの上げ下げをすることでも、ふくらはぎの筋肉を鍛える事ができるのです。

 

また、筋力を高めることに加えてマッサージなども取り入れていきましょう。高いサロンに通う必要はありません。時々癒されに行く分にはいいのですが、毎日通うわけにも行きません。毎日1分でもいいのです。それを続けるだけで浮腫みは解消されるのです。ポイントは毎日続けることです。

 

 

では、自分でできる簡単なマッサージ方法についてご紹介します。
まず、両手で足を包み込むようにして親指で足の裏全体を10秒ほど揉みほぐして下さい。それが終わったら次は足の甲を10秒かけて押しましょう。

 

次は、足の指全体を揉んでいきますが、一本一本丁寧に指の付け根から指先にかけて揉んで下さい。続いてふくらはぎです。足首からひざ裏まで左右の手を交互に使って15秒さすり上げるようにします。ポイントは手のひら全体を肌にぴたっとくっつけて、指先が離れないように注意して行なって下さい。

 

最後に太ももです。まず太ももの内側を、膝から足のつけ根に向かって左右の手で交互にさすり上げます。次に外側も同様に行なってください。足の付け根であるソケイ部はむくみを解消をする重要なポイントなので、入念にマッサージしましょう。

 

トータル1分ほどの簡単なマッサージですが、毎日続ける事で確実に浮腫みが解消され、足が細くなっていきます。

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